さいたま市(南区・桜区・浦和区)、秩父、戸田、川口、蕨、
武蔵野線沿線(志木、朝霞他)、
西武池袋線沿線を中心に広い地域ではり灸治療を行っています。

不眠症ってどういう状態なの？

「不眠症」というのは、単に眠れなくなってしまったものを指す言葉ではありません。。
では、不眠症にはいったいどんな種類があるのでしょうか。

1. 入眠困難型不眠症

   「入眠困難型不眠症」この不眠症は、寝付きが悪く、なかなか眠ることが出来ない睡眠を言います。
   

2. 中途覚醒型不眠症

   「中途覚醒型不眠症」この不眠症は、布団に入って眠ることは出来るのですが、朝起きるまでに何度も目が覚めてしまう睡眠を言います。
   

3. 早朝覚醒型不眠症

   「早朝覚醒型不眠症」この不眠症は、寝付きも良く、途中で目が覚めることも無いが、朝早くに目が覚めてしまう睡眠を言います。
   

4. 熟眠障害型不眠症

   「熟眠障害型不眠症」この不眠症は、例えば7時間〜10時間と十分に睡眠時間は取っているのに、眠りが浅く全然眠った感じがしない睡眠を言います。

大きく分けて、これらの睡眠状態に陥ってしまい十分な睡眠を取れなくなってしまったものを「不眠症」と言います。
不眠症で悩んでいらっしゃる方のうち、１つだけの方もいるかもしれませんし、３つや全てが当てはまってしまう方もいらっしゃるかもしれません。
不眠症と言うのは、睡眠時間の長さや寝付きの悪さ、睡眠が浅いことにより、朝起きた時の眠気やダルさ、日中の酷い眠気など、日常生活をおくっている上で支障をきたしてしまうかによって程度が変わってきます。

つまり、不眠症を改善させるためには「睡眠の質」を良くすることが大切になってきます。

不眠症の原因は？

不眠症の原因は、主に次にあげた5つが原因となります。

1. 身体の不調による不眠

   風邪を引いて熱や、咳が出る。喘息による発作。怪我をして痛くてしょうがない。アトピーで全身がかゆい。頻尿で夜何回もトイレに立つ。など病気やその症状、生理作用が原因となる不眠症のことを言います。
   
   不眠をきたす代表的な病気には、最近になって新聞やニュースの話題にもなる「睡眠時無呼吸症候群」や「逆流性食道炎」。「狭心症」「気管支喘息」「アトピー性皮膚炎」「甲状腺機能亢進症」「パーキンソン病」「むずむず脚症候群」など多くの病気があげられます。
   

2. 環境的要因による不眠

   旅行などで普段と異なった睡眠環境や時差。夏場など湿気や暑さによる寝苦しさ。周りの騒音・明るさなど睡眠環境が原因となる不眠症のことを言います。
   

3. 精神的なストレスによる不眠

   これは多くの人が経験したことがあるかもしれません。次の日大事な仕事の会議がある。旅行に行くのに明日は寝坊が許されない。好きな人とのデート。寝る前に家族と喧嘩してイライラする。など不安や緊張、興奮、イライラ、など精神的なストレスが原因となる不眠症のことを言います。
   

4. 心の病気による不眠

   精神的なストレスが大きくなったことで、「躁うつ病」「不安神経症」「強迫性障害」「統合失調症」など、精神疾患の多くで発現する不眠症のことを言います。
   

5. 薬やアルコールが原因となる不眠

   アルコールやカフェインの摂取。タバコ。薬を慢性的に飲んでいることが原因となる不眠症のことを言います。
   

このように、多くのことが原因となって不眠症が起こってきます。
ある程度、自分がコントロール出来る範囲で、ストレスを減らしたり、アルコールの飲む量を減らすなど予防や対策は出来ます。
しかし、原因が病気であったり、自分ではどうにもならないストレスにさらされいたり、慢性的な生活習慣の乱れが原因となってしまった時には医師や専門家に相談・治療することが必要です。

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