◆子どもへの治療 〜小児針で病気に負けない体づくり〜atopic dermatitis
『チック症』って何?
子どもの『心』の負担に気付いていますか?
チック症と小児神経症
現代社会にはいろいろなストレス要因があります。
それは、子どもたちを取り巻く環境にも当然このストレスはあり、年々多様化し、複雑化しています。
『チック症』とは
心と体の成長・発達の過程で多くの子どもにみられるもので,
乳幼児期から学童期にかけて子どもの10%前後が体験するとされるものです。
男児に多いといった特徴があります。
原 因
チック症の大きな原因は「ストレス」「心の負担」です。
心に溜ったストレスはうまく発散できれば良いのですが、
大人と違ってうまく「自分の気持ち」や「ストレス」「緊張」「不安」等を発散することが苦手な子どもは、いつになっても心の負担を解消することができません。
このどこにぶつけていいか分からない心の負担は、
発声や筋肉の動きや行動の繰り返しによって発散・表現してしまいます。
乳幼児期から学童期の感受性の高く心が繊細で傷つきやすい時期。
メンタル(精神的)な問題から身体的な変化や症状に表れるのがチック症です。
症状・特徴
チック症が起こりやすいのは、園児〜小学生のお子さんにしばしばみられます。
(※この年代よりも上のお子さんにもチック症が起こることはあります。)
- まぶたをしきりにまばたきする
- 顔の表情を頻繁にしかめる、ゆがめる
- しきりに首をひねる
- 肩をすぼめる・肩を動かす
- 行動が落ち着かない
- しきりに咳払いをする
- キーキーなど奇声を出したり鼻を鳴らす etc...
「疳の虫」と同じような特徴や症状もみられます。
☆☆☆結心はり灸院の子どもの治療の特徴☆☆☆
体だけではない『心へのケア』
成長期の子どもの中には、心の成長が体に追いつかないで精神的な面をうまくコントロールできなくなってしまう子がいます。
そうでなくても、子どもは大人の思っている以上に繊細です。
親のちょっとしたしぐさや言動、家族関係、周辺環境の変化等が
『心の負担』になってしまいます。
この『心の負担』がうまくコントロールできず解消できないと
小児神経症
(疳の虫(夜泣き、かみつき、キーキーと奇声を出す)、夜驚、チック、不眠)
といった症状の原因になってしまいます。
結心はり灸院では、小児針によりうまく巡らなくなってしまった気の流れをよくすることでうっ積してしまった「気」を発散させてあげます。
そうすることで、「身体」と「心」の関係は互いに強く影響していますから
心の問題はすぐに解決するのは難しいかも知れませんが、身体の緊張を緩めることが、心の緊張も緩め心身のバランスとり症状の改善に繋がります。
初診時には、十分にカウンセリングを行うことで症状の要因を見つけ、心の整理をお手伝いします。
お話を聞くと、親御さんの多くがなんとかしてあげたいと頑張り過ぎて、逆に子どもの負担になってケースがとても多く、お子さんの治療に加えて親御さんへのカウンセリングも行っています。